アルミ形材、鋳物の設計から含めオリジナルのアルミ階段を製作しました。
都内超有名動物園内 3次元曲げ高欄
トライ&エラーを繰り返し、曲げ加工に耐えられる笠木をイチから設計
「曲げ」☓「溶接」の2技術を組合せ、3次元的に変化する現場に沿った特注製品です。
縦格子は捻り加工を施し、意匠性を高めており、
曲げ加工によるアルマイト割れやシワが出てしまう為、組立後に後アルマイト。
さらに一部のスパンには上部に目隠しフェンスを組み付けました。
都内の河川沿いの現場に高欄を約100m近く納めました
住宅地横に施工する現場にて、目隠し用の内忍びポリカを上段に付けた仕様になりました
高強度柵としての機能を保ちつつ、近隣のプライバシーにも配慮した設計
2段手すりはコーナー部は溶接でつなげ、きれいに納まっております
柱を埋込できない現場だったため、鉄に溶融亜鉛メッキを施したプレートに柱をつなげ、地面にはアンカーどめで施工となりました
千葉県内 津波避難施設
夜になると完全に真っ暗になってしまう現場にて、蓄光樹脂部品を組み込んだ手すりを製作しました。
災害などでの突然の停電時に避難誘導ラインの役目を果たします。手すりと一体成形なので、経年劣化やイタズラ等ではがれる心配もありません。
電力に頼らず、約300mに渡り夜間の道しるべとなってくれています。
昼
夕方
夜
現場擁壁に沿うよう横桟をR状に曲げ、それに縦格子を組付けたフェンスです
※特許出願中
お客様のもつ要望イメージから始まった本製品。
どのようなデザインや構造にするかの検討。イメージを少し具体化する初期作業です。
次は材料や強度検討です。実際にどういった材料・組み付け方にすれば、どれだけ強度をもたせることができるか、頭を悩ませました。
試作組付け確認。試作して動作に不備がないか、強度・施工上問題がないか確認。再調整→組付け→再調整の繰り返し。
完成形が見えてきた時点で基本図の作成と見積を提出。
最後に完成形の製作と納品。イチから始め、納品まで数か月かかりました。
アルミといえど大人4人がかりで運んでもとてつもなく重く、元々の鉄製だとどれだけ重く不便だったか身に染みました。
本現場は全開時15mになり、使用時外のベルトコンベアを覆うようなっております。
昨年度から流れている外装品ベンチ脚部の溶接です。切削+曲げ+溶接を掛け合わせたオールアルミ製品で高級感があります。